こんにちは！今回は前回に引き続き、E様ファミリーのグランドサークル・キャンピングカー旅行の体験談第二回目をお届けします。
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| 4日目 |
スケジュール：モニュメントバレーで朝日を鑑賞しホースシューベント、ページへ
昨日の興奮も冷めやらぬ内に今度は部屋から朝日の鑑賞。日の出が6時とのことで5時半からベランダで鑑賞。静けさの中に荘厳に佇む3つのビュートを独占。しばらく何もせず眺めるこの日の出も神秘的だ。
今日はゆっくり過ごそうと日の出鑑賞の後は少し休み、その後ものんびりとビジターセンターのお土産ショッピングなど。
ここからPageの街に行く途中にちょうど道路沿いにスーパーがあったので、少し足りなくなった食材を買い足し。改めてこんな所で食事が出来るのはキャンピングカーの醍醐味と家族で話しながらそのままスーパーの駐車場で昼食。
Pageの街に行く途中にはアンテロープキャニオンの入り口を通り過ぎるのだが、ナバホネイションがコロナでリオープンしていない為、完全に閉鎖。たまたま通りかかったスタッフ（業者）の方に駄目もとで“入れないの？”と聞いてみるもリオープンはまだとのこと。そりゃそうか。
気を取り直して本日はホースシューベンドへ。少し古いガイドブックやYouTubeには駐車場から15分位かかると説明されているが、現在は遊歩道のようなものが出来ており、これがかなり迂回道となっている為、おそらく20-25分位かかったのではないか。しかし実際にホースシューベンドが現れると想像よりもはるかに大きな景色が！ぱっと見突き出た岩の全貌が一度に視界に入らず、迫ってくるような何とも不思議な感覚に。。Zion, Bryce canyon, Monumentallyと凄過ぎる景色を見た後でもまだクライマックスがくるか！と思うほどの絶景。カメラを広角にしてやっと移せる全貌、でも絶対に写真では伝わらないここに実際来てみないとわからないスケールと美しさであった。
しかしこの日は100℉超えの暑さでわずかながらの駐車場とホースシューベンドの往復でもさすがにぐったり。本日はこれでレイクパウエルのRV Park Wahweap RV & Campground に向かう。
ここはきれいで広いサイトではあるが、Wifiが繋がらなく情報収集に苦労。この日か次の日にギリギリまでアンテロープキャニオンの為に空けておいた為だ。しかし残念ながらギリギリの所でリオープンならず（実際はこの10日後にリオープン）。翌日のアクティビティはこの湖で海水浴か？と頭をよぎったその時に、ママが湖側からカヤックまたはSUPでアンテロープキャニオンに行けるかもとの情報をキャッチし、急いで予約サイトへ。朝一であればSUPが4人分借りられるとのことで、至急予約を行う。これが大正解。
キャンプ地 【Wahweap RV & Campground】
レビュー：きれいで一つ一つのサイトが広い。2か月前でもユーティリティ付きサイトは既に全て予約済。Wifiが全く繋がらない。アリゾナ州とユタ州の州境に位置する為、iPhone等の現在時間がしばしばズレる。
| 5日目 |
スケジュール：レイクパウエルからSUPでアンテロープキャニオンへ。午後はグランドキャニオンへ移動
早起きをしてショップに移動。受付後にショップから15分ほど移動し、Antelope Point Marinaへ。
いよいよSUPにてアンテロープキャニオンへの旅に。聞くところによると約1時間半位でAntelope Canyonへの上陸ポイントに着くとか。家族ここまでの旅行の疲れを溜めた中で、しかも10才の子も一人でSUPを1時間半位炎天下の中、漕いで辿り着くことが出来るのかと一抹の不安がある中、さらにスタッフの人からはここは標高が高いので気を付けろとの注意もあり。。。
さてさてどうなることやらと思った瞬間、下の子がスタート直後にサングラスを湖に落とし意気消沈。。。湖は深いので既に回収不可能。夫婦で頑張って励まし、何とかリスタートするがやはり10才の子にはSUPが難しすぎたのか、なかなか前に進まない模様。途中でママのSUPと合体し二人で進むことに。それが面白かったのか、湖に入り、SUPをビート板代わりのように持ちバタ足で進もうとし楽しんでいる様子。。。それでも進まないので今後はパパのSUPも繋げ、3人で漕いで行こうと試みるも、SUP自体3つもあればさすがに重すぎて進まず。。。
死闘の果てにポイントへの支流に到着し、ここからは大型船の波の影響も受けないので、みんな一人ずつSUPへ乗り、本体の立って漕ぐことが可能に。これで下の子も要領をつかんだのか、ようやく通常のSUP移動に。日も大分登ってきたため、熱中症にならないようなるべく日陰を移動し、時折帽子を水で濡らしそのまま頭からバシャーと水をかぶる。
休憩をはさみながらようやく2時間ほどかかりトレイルポイントへ。ここで一旦SUPは陸に上げ、崖と崖の谷間をトレイル。
初めは幅も広く大きな崖が両側にそびえ立つ程度の印象であったが、徐々にその幅は狭くなり、ウェーブ状へと姿を変えていく。30-40分ほど進むと時折ひと一人しか通れないコークスクリュー状の道となっており、気が付けばもはやそこはAntelope Canyonそのものの印象。まさかこんな形でAntelope Canyonを経験できるとは！と、感動もひとしおである。
どこまで進んでよいかわからなかったのでとりあえずキリの良いところで引き返す。帰りはまた2時間のSUPだ。帰りはお昼時でさらに日陰の休憩スペースがなく、暑い中体を濡らしながらSUPをひたすら漕ぐ。そして主流に戻った時点で、ここで大型船との遭遇が増え、波が荒くなり立って漕げない状況になった所で下の子の体力が限界に。。。上の子はそんなことも気にせず一人優雅にすい～すい～とはるか先方をゆく。もはや下の子は何もしゃべらなくなり、仏頂面で時折オールを漕ぐ。“またみんなで行こうか？”とか“軽い方のSUPに変える？”と聞いてもただただ首を横に振るだけ。ちょっとずつでも漕いで行けばゴールに辿り着けるからっと夫婦で励ましあいながら、帰りも何とか2時間かけゴーーール。長かった。。。
帰りは湖（河）の流れに逆らっていく感じだったと思うから余計に体力が必要だったね。でもみんなよく頑張って帰ってきました！！
みんな体力は限界かと思うが今日はGrand Canyonまでのドライブである。気を取り直して車を発車。取り敢えず始めはひたすら89号を南下し道も穏やかそうなのでママが運転することに。
64号に入った所でパパに交代ししばらく進むとちょっと脇をチラ見しただけで、大きな溝が視界の片隅に見える。。。そしてGrand Canyonのゲートに辿り着くも、展望台まではまだ30分とのナビが出てくる。。ゲートを通ってからも時折右手には大きな溝が、というか直ぐ側に崖が！ということで、またまた左側は対向車に注意し、右側は崖に落ちないように緊張、緊張の連続で残り時間をみんなでカウントダウンしながらひたすら突き進む。3、2、1、着いたー！
待望のグランドキャニオンに到着！さらに駐車場から徒歩5分でマーザーポイントに。この5日間も感動の光景を見てきたが、Grand Canyonもまた違った広大な景色に感動と共に、ついに、ついにここに到着と言った達成感も。しばらくこのポイントを楽しみ、本日はGrand Canyon Camper Villageにてキャンプ。
キャンプ地 【Grand Canyon Camper Village】
レビュー：グランドキャニオン（南側ゲート）から15分ほど。ちょっとしたショッピングモールのすぐ裏にあるので買い物や外食等も簡単に出来る位置に。素朴な感じのキャンプ場。受付の人がシャワートークンの回収方法がわからず、シャワーを断念。しかし翌朝サプライズが。。。
| 6日目 |
スケジュール：グランドキャニオン散歩後セドナへ移動、ショッピング
このキャンプ場は国立公園を出て15分位の所にあるちょっとしたショッピングモールの裏にあるキャンプ場であるが、明け方聞こえるのはコヨーテ（？）の遠吠えか？とこの鳴き声で起きる。コヨーテを見たら逃げた方が良いのか？と思いながらママと受付裏のゴミ捨て場へ。コヨーテいなかったなと思いながらキャンピングカーに戻ろうとした時に思わず“ワッ！”と声が出る。ママもギョッとして“驚かさな、、”と言った瞬間に、巨大なエルクと遭遇！！
直ぐ目の前で葉っぱをむしゃむしゃと食べているでは無いか！？えっ？来る時に何で気付かなかったの？？と二人で興奮するや否や、ママは子供達を起こしにダッシュ、私も知らない周りの人にLook！Look！と声をかける。子供達も直ぐ起きてきて大興奮！朝からすごいものを見させて貰いましたワと本日も朝のグランドキャニオンへ。
今日は前日のマーザーポイントからヤバパイポイントまで散歩しながらGrand Canyonを堪能。
目に焼き付けねばと思って色々と見てみると崖のギリギリまで行こうとする人、崖の淵近くで逆立ちをしろと彼氏に指示をする彼女。。。世界には色々な価値観の人がいるのね。と思いながら、公園内にあるスーパーマーケットでお土産を購入し、SedonaへGo Go！
本来であればSedonaでPink Jeep Tourを申し込んでいたが、数日前にArizona州一部地域のFire Restrictionによりオフロードツアーは全面中止との連絡がありこのツアーは断念。
途中のSlide Rock Parkで水遊びでもしようとナビをセットすると途中までは何の変哲もない道路で良かったもの、89号のSlide Rock State Parkに近づくにつれ、またもや超絶ナロー＆クネクネ道路が！これは流石にどこか擦ってしまうかもしれないと腹をくくり安全運転へ。目指す公園が近づいてきたと思いきや、休憩ポイント、他の公園が軒並み黄色いテープで厳重に封鎖されている。怪しい雰囲気を醸しながら水遊び位大丈夫でしょうと思って行ってみたが、やはり封鎖。この辺り一帯がFire Restrictionの影響を受けている模様で、そのままSedonaへ。Sedonaはショッピングストリートのすぐ裏側が無料駐車地帯となっている為、RVカーが停まれそうな所に駐車。駐車した途端にスコールのような雨がザーと降ってきた為、昼食兼休憩に。大雨の時も濡れて食事処を探さなくても食事を作れて食べられるのがキャンピングカーの良いところ。緊張続きのドライブの良い休憩となった。
ここでは日本の友人よりセドナのパワーストーンのブレスレットを買ってきて欲しいとのリクエストがあったので、家族総出でブレスレットを探すショッピングへ。上の子は日本の友人へのお土産探し、下の子は自分へのパワーストーンを探すのを兼ねてショッピングを堪能。
夕方近くには市街地から近いと言われるVortexに行こうかと駐車場に向かうが、ここもFire Restrictionにより駐車場より先に行くことが出来ずに、高台より写真をパチリ。足早にキャンプ場へ。
キャンプ地 【Distant Drums RV Resort】
レビュー：Sedona市街地 にあるRV Parkは連休という事もあり最低3泊必要とのことで市街地からは30分ほど南下した所のRV Parkを予約。ここは17号を下りて直ぐのところにあり、広さ十分、施設が充実＆きれい＆ホスピタリティが最高。とこの旅行一番良かったRV Parkであった。ゴルフカートの先導で自分のサイトまで案内があり、ごみは自分のサイトの前に出しておけば定期的に回収してくれるという至れり尽くせりのサービス。プール、温水ジャグジーもあり、シャワー室もキレイかつその他設備も充実。◎。
| つづく… |
今回も見どころ満載の体験談をお届けいたしました！次回第三回目はいよいよご旅行も終盤、キャンピングカーレンタル終了までの様子や後泊でラスベガス滞在中の様子に加え、お客様のおすすめスポットやアンケートもお届けいたします！どうぞお楽しみに！
第三回はこちら
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